奈良県吉野郡よしの中央司法書士事務所公式サイト

社会人となり司法書士業務になって１３年、司法書士登録後、大阪の天満橋に個人事務所を開設して５年が経過しました。 この間、離島をはじめとした全国各地での巡回法律相談活動に携わったことにより、日常生活で様々な問題を抱えた市民の方々が、 法律的解決に向けて法律専門職にアクセスすることが容易ではない地域が多いという現状を目のあたりにし、いわゆる「司法過疎」を身近な問題として強く意識するようになりました。

そのような問題の解決の一翼を担いたいたいというこの数年間の思いを実現すべく、この度事務所を開設する奈良県吉野郡は、 人口１４０万人の奈良県において県全体の約６０％に及ぶ広大な面積を占め、隣接する、五條市を含めて合計約９万人が生活する地域です。

自然にあふれた山紫水明の吉野の地を拠点として幅広く周辺地域をカバーし、市民の方々の司法アクセスを高めるために高質なリーガルサービスを提供していきたいと熱い思いを抱いております。 この度のリフレッシュスタートに際しては、先述の趣旨に賛同してくれた同期の松村司法書士と共に大淀町にて事務所を開設し、また市民の方々の利便性を考慮し、 同時に五條市においても西山司法書士が新たに事務所を開設いたします。

新事務所の総称である“Legal unit”には、「地域」そして「市民」の方々と私達がリーガルサービスを通じて強く結びつき、さらに、 私達自身も司法書士として互いに信頼しあい強い絆で結びつくという理念を込めました。 今後、多くの市民の方々の受け皿となるために力をあわせて頑張っていきますので、引き続きご指導よろしくお願い申し上げます。

平成３年に司法書士の事務員として勤務し、長年研鑽を積んで司法書士となった私が、奈良県吉野郡大淀町の地でLegal unitの一員として新たな一歩を踏み出すことになりました。
私は、これまで大阪の地で登記・裁判業務を通じて多くの方々の信頼を得ることができ、満足の行く司法書士業務を行って来ました。 もちろん、これからもその方々とはこれまで以上の信頼関係を築いていくつもりです。

そんな状況の中で私がLegal unitの一員として新たな一歩を踏み出す決意をしたのは、多くの市民の方々のニーズがありながら身近に頼りがいのある法律専門職が存在しないために、 その方々のニーズが顕在化していないであろう地域で、これまで自分が培ってきた知識・経験を活かしてみたいと思ったからです。

どのようなトラブルに巻き込まれたとしても、都会で生活している方々と同様に身近に相談できる司法書士が側にいて、 その司法書士からの満足のいく法的サービスをうけ受けられるという当たり前の安心感を市民の方々に感じて貰いたいと思います。
また実際にトラブルが発生する前に、私達司法書士が法律的アドバイスをし、その結果トラブルを未然に防止することが私達司法書士の役目であると私は思います。

市民の方々のお役に立っていることを自ら実感できるように「司法書士」という資格を最大限に生かして、業務に邁進していきますので、今後ともよろしく御願い申し上げます。